夜空にぱちり
星をはめる

青い炎が
揺らめいて
死んだ手
またひとつ
旋律を覚えた

0等星
星座になんてならない
銀河をわたって
プラチナの粒子に
ひたされたからだ

両手いっぱいに掬う
星砂
地上にこぼし
舞い落ちる音樂
孤高の残滓たちよ

星譜にやどる歌
夜風にまじわり
唇にともる唄
足元の空を流れくだり
君が生む世界に死す
その赦しに途切れた

頬を撫でる
冷えた記憶のまなざし
青白い肌
またたきの深みに沈む



'09 0418 : 群青飛行船