天井に埋まった
青天のきずを置いて
どこへゆこう
紺青の果てに
水が奔る
のどをかぎる音だ

春眠のこどもに背をよせている
星のもがりを
指先で眇めては閉じて
人が死んだ名残を殺めている
そうだろう
誰一人自分以上には憎めなかった
尊さだったらよかった

君が起きたら
手を伸べてやろう
ことごとく銀河を泥にのばして
重い瞼にひとはけ
これが彗星
これが葬列
どこにでもゆこう

ここにはくちづけもない
肌に浮いた眼薬その春を啜る音だ


'13 0218 : Take me somewhere nice