四月
はららごの銀河
君の腹を裂いて
広げた星座図が見える

背中の肋骨を渡る
衛星軌道
熱で光る石が見たいから
僕はともに燃えてしまえ

きっとその惑星には
梔子と同じ色した
月暈の花壇がある
僕は聖火を掲げたまま
獣みたいに寝ころんでしまえ

本当は知っていた
光る石は
太陽に晒してはいけない
いくら宇宙みたいでも
君は止めてくれなかった
褪せて茶色くなったから
せめて
噛み砕いて飲み込んで
ともに燃えておくれ

静かの海
透明な蝋に埋もれた
芯、
煙みたいなひとすじの抒情




'12 0317 : 燈籠流し