声もない夜に
飲み干せない思考の
薄荷のように冴えて
こめかみに泡立った

つま先立ちで
道化と道化が
笑わせあうまま
ここを置いてどこへいくの

手垢だらけの鏡からのぞきあって
ゆるんだひとみですらたしかじゃないか

のぞまなくても
無垢な足どりを踏み散らかして
ひでりの夏まで秘めあえた
あそこの星にも道があるの
息をあげて
走ってきて

抱きとめたい
だってひとでなしだから
もう少しは
あばかれたくないね



'15 0430 : We have a map of the piano